診療内容MEDICAL

診療内容

MEDICAL

息切れ外来

息切れとは

息切れとは、呼吸が苦しい、息がしにくいと感じる症状のことを指します。
運動時や安静時に発生し、生活の質を低下させることがあります。
息切れの原因はさまざまで、診断には専門的な評価が必要です。

この外来は、息切れ(呼吸困難)の原因を明らかにし、適切な治療法を提供することを目的としています。
以下に、診察の流れと注意点についてご説明いたします。

息切れの診察の流れ

  • 病状の評価

    リハビリ開始前にレントゲン、採血、エコー、運動負荷試験などで病状の評価を行います。
    このステップは重症度を判定し、安全な運動を行うために重要です。

  • 運動療法

    疾患の重症度や運動負荷試験の結果に基づいて、一人一人の状態に合わせた運動メニューを作成します。これを運動処方といいます。運動は有酸素運動、ストレッチ、軽い筋力トレーニングを組み合わせて行います。

    血液検査

    炎症の有無、貧血のチェックを行います。

    画像検査

    胸部X線で肺や心臓の状態を詳しく調べます。

    心電図

    不整脈の有無や心疾患のスクリーニングを行います。

    心エコー検査

    臓の超音波検査を行い、弁膜症の有無や心機能を確認します。

    心配運動負荷試験(CPX)

    エルゴメーター(自転車型の機械)で運動を行いながら、呼吸状態や心電図変化を確認します。
    この検査を行うことで、息切れの原因を詳細に解析することができます。

    • 心配運動負荷試験(CPX)

    • エコー

    • 血圧脈波検査装置

  • 診 断

    検査結果をもとに息切れの原因を特定します。原因は多岐にわたり、心臓疾患(心不全、狭心症、心臓弁膜症など)、肺疾患(喘息、COPD、肺炎など)、貧血、筋力低下などが考えられます。

  • 治 療

    診断に基づき、最適な治療法を提案します。
    薬物療法、リハビリテーション、生活習慣の改善、さらには専門医への紹介が含まれることがあります。
    息切れの原因を共に解明し、最適な治療を見つけましょう。